2008年05月02日更新
巨大な茅ぶきの家には多くの古材が使われている。昨年、自家製手打ち麺を味わえる『麺舎(めんや)』もできた
■久原本家 茅乃舎
福岡県粕屋郡久山町大字猪野字櫛屋395-1
電話092-976-2112
http://www.kayanoya.com
コース料理は昼3500円―、夜5000円―。写真は昼の『種』コース3500円
■トリアス
福岡県粕屋郡久山町大字山田1111
電話092-931-9100
http://www.torius.co.jp
林の中にあるような『レイクサイドホテル久山』の露天風呂。900円
■レイクサイドホテル久山
福岡県粕屋郡久山町大字久原1822 電話092-976-1800
http://www.lakesidehotel.co.jp
天神からバスの終点「猪野」で降り、さらに猪野川沿いに道を上っていく。今日は、身体にやさしい料理を食べられると評判の店を訪ねて久山町にやってきた。鯉が泳ぐ水路や藤の花を眺め、”九州のお伊勢さん”とも呼ばれる「伊野天照皇大神宮」に参ったりしながら、さらに進む。すると、桜並木や畑を抜けた道の分岐点に巨大な茅ぶきの屋根が見える。明治26年から久山で醤油づくりを続ける久原本家がプロデュースする、レストラン『久原本家 茅乃舎』だ。
ここのメニューはすべてコース仕立て。前菜からデザートにいたるまで、「身体にいいもの食べてるぞ!」と実感する。土づくりから始めた自家農園で自然農法によって育てた野菜や、地元の無・減農薬有機栽培の野菜を中心にした料理には野菜が本来持つ力強さが感じられるのだ。コースのメインには人気の一品「十穀鍋」をいただいた。昆布やアゴをベースとした出汁に10種の雑穀、生姜などをブレンドしたスープ。季節の野菜やきのこ、大分・耶馬渓産の黒豚ととてもよく合う。「まわりの山は雑木林で色の移り変わりがきれいです。お料理があって、この環境があって、みなさん癒されていらっしゃるようですね」と支配人の益田保博さん。確かに気持ちもゆったり、ごはんは土鍋でたっぷり出され、食がすすむ。「『少し食べ過ぎちゃいました』と言って帰られるお客様も多いですね(笑)」。まさに自分もその1人に。
食べ過ぎ分のカロリーを消費しようとやってきたのは『トリアス』。広大な敷地を歩き回ってショッピングすれば、最高の腹ごなしになりそう。定期的にフリーマーケットや農産物の産直市などのイベントも開催されていて、買い物目的であればここで1日過ごしても楽しめそうだ。
さらに汗を出そうと『レイクサイドホテル久山』へ。内風呂も林の中にあるような露天風呂も肌にやわらかいお湯を楽しめていいのだが、今回のお目当ては岩盤浴。「天降石」「岩塩」など9種類の天然岩盤があり、ゆったり座れる椅子形の岩盤(女性用のみ)も用意されている。外の緑を見ながら、心地よく汗を流し、気持ちも肌もリフレッシュできたよう。
新鮮な野菜をたっぷり食べて、たっぷり汗をかいて、軽やかな気持ちで家路についた。
=08/5/2付 福岡贔屓No.13掲載=
>>福岡贔屓(フクオカ・ビィーキ)のホームページ(http://bi-ki.jp/)はこちら


久山町へのアクセス
バス/天神日銀前バス停より西鉄バス「猪野」行きで、猪野まで約50分、630円
車/天神から都市高速を利用して約15分で粕屋ランプ。粕屋ランプから猪野まで約10分