
12月末で1年間の派遣期間を終える。短いと言えば短く、長いと言えば長いこの期間、多くのことを見て、感じることができた。一番印象に残ったのは8月の衆院選。そして「福岡-釜山友情年」だろう。日本の変化を現地で見ることができ、貴重な時間となった。
釜山日報と友好紙の西日本新聞に交換記者で派遣される前、日本は安定した社会だと思っていた。日本人は変化を嫌うとも聞いていた。
ところが1年間、福岡で取材し、韓国人の多くが抱いているこのイメージは偏見だと分かった。日本人は変化を求めているし、日本が変わっていることを知ったからだ。
8月、民主党が圧勝した衆院選は、政治の陰に隠れていた国民が前面に出た歴史的事件だった。また釜山市と福岡市が推進している超広域経済圏は、韓国と日本の共同発展モデルになる可能性のある躍動的な作業だろう。8月に逝去した金大中(キムデジュン)元大統領が波乱の人生を振り返り残した言葉が思い出される。「人生は美しく、歴史は発展する」
この1年間で発見した新しい日本と九州の発展を期待している。(宋承殷(ソンスンウン)・釜山日報福岡駐在)