|
先手:深浦 康市王位
|
後手:羽生 善治四冠
|
- (1) 7六歩
- 深浦王位、郷里佐世保での初手は当然のようにノータイムで76歩。
| - (2) 3四歩
- 記録係の田嶋尉(たじま じょう)三段は諫早の出身ですが、小学生の頃には片道1時間かけて、ここ佐世保の将棋道場・教室に通っていたそうです。前夜祭では恩師の方々とも再会されていました。
|
| |
| - (6) 8八角成
- 後手番羽生名人の作戦が注目されたが、1手損角換わりだった。今や見慣れた作戦。
|
| |
- (9) 3八銀45
- 推定46分。じっくり作戦を練った。腰掛け銀(56銀・57歩型)か、早繰り銀(25歩、37銀、46銀、35歩)か。
| |
| |
| - (14) 6四歩
- 早繰り銀を選択するのではないか。77銀さえ省略するのが最近の流行。
|
| |
| |
| |
| - (22) 4二飛
- 飛車で迎えうった。34歩、同銀、24歩が予想される。
|
| |
| |
| |
| - (30) 2四歩
- ここで休憩か。36歩まで進むか。31分考えて休憩になった。
|
- (31) 5六歩38
- 先手はゆっくり指そうとしている。後手うっかり62玉は82角がある。74歩から62玉か。それとも居玉で戦うか。挑戦者決定戦での橋本七段戦は記憶に新しい。長考になるだろう。
| |
| - (34) 3五銀
- △46歩▲同歩△同銀としても▲43歩△同飛▲32角の反撃があるため、やや意外な展開。普通は▲77銀だが。
|
- (35) 7七銀
- 7分程度の考慮。深浦王位にとっては意外な手順ではなかったということか。
| - (36) 6二玉
- 結局居玉での決戦は避けた。ここで▲82角なら△46歩で大決戦。▲82角は△92香▲91角成△71玉のワナか?。58金・▲66銀左などが候補に上がっている。
|
- (37) 6九玉46
- △46歩▲同歩△同銀▲同銀△同飛▲48歩は△42飛と引いておいて次の△27銀が狙い。▲同飛は△36角の王手飛車。とはいえ△42飛に▲79玉とも寄れない。▲48歩がさえないので▲59金だろうか。△46同銀に▲43歩△同飛▲32角△42飛▲21角成が発見された。以下△57銀成に▲43歩から飛車をいじめる。▲32角に△44飛▲45歩△42飛▲23角成△57銀成▲24馬△45飛▲57馬△49飛成▲59金これは先手良し。16時50分現在羽生四冠の考慮時間は70分近い。
| |
| - (40) 4六歩
- 「ここで・・」いぶかる声。▲46同歩△同銀▲43歩△同飛▲32角△42飛▲23角成△57銀成▲59金。これは先手の評判がいい。
|
| - (42) 同 銀
- 18時00分、この局面で深浦王位が41分の考慮で封じ手としました。明日は9時から再開です。
|
| |
| |
| |
- (49) 4四歩
- ここで控室の検討とは変わった。感触のいい手のようだ。放置は▲43金。△同飛は▲45歩△42飛▲24馬△45飛▲57馬△49飛成▲88玉。これは先手飛車が素通しになって気持ちがいい。△45飛に▲48歩△56成銀▲88玉。△42飛で△54飛▲55金△46角▲26飛。どれも難しいが、幾分先手持ちの形勢。
| |
| - (52) 5四飛
- ▲55金に△46角か。△56成銀も考えられている。
|
| |
- (55) 2四馬
- △45飛▲48歩△56成銀と進めば、縦に引いた変化と同じ。
| |
- (57) 5九金
- △47飛成には▲48歩だろうか。▲46金で死んでいる。「深浦さん、巧く指してるね」。△13角▲34馬△67成銀▲68歩△78成銀▲同玉△47飛成▲21飛成△31歩▲58金打。先手十分。
| - (58) 5五角45
- 検討されてなかったので驚きの声があがる。▲46歩△41飛▲35馬で先手に不満はないといわれている。
|
- (59) 2七飛36
- ▲46歩で良いと言われていたが、その瞬間は先手も気持ちが悪い。軽く飛車を浮くほうがより良いと見たのだろうか。
| - (60) 4七飛成
- ▲同飛△同成銀▲42飛△52銀打▲47飛成△28飛。先手がいいとはいえ、意外に大変な勝負。
|
| |
- (63) 2五馬
- 馬で取れるならしっかりしてる。▲2五馬の評価高し。△27飛が見えるが、▲42飛△52銀打▲47馬で桂にまでヒモがつく。ここで休憩になった。再開は13時30分より。△77角成▲同桂△55飛は▲61馬△同玉▲41飛以下詰む。
| |
| - (66) 5二銀打
- 粘るならこれ、と言われていた銀打。徹底抗戦の構えか。
|
| |
- (69) 9二銀
- △同香▲91飛△82玉▲83馬の狙いだろう。長期戦と言われていたが、一気に寄るか。粘り切れるか。△同香▲91飛に、△65歩で頑張るか、△62玉と逃げ出すか。「えっ、えっ?えっ!凄い手があったね」控室に戻って来た中原十六世名人。
| |
| |
| - (74) 8二香
- ▲29馬△同飛成▲47角△38角▲同角△同竜▲56角△47角▲同角△同竜(竜の位置を変えて攻防の角を消した)▲86香△94銀(妙防のようだ)▲96歩△84歩(▲同香は△57角)で先手の攻めが切れている可能性が指摘されている。
|
| |
- (77) 8八玉
- 先手優勢から、先手持ちの長期戦、そして今や形勢不明とまで言われだした。あるいは逆転とも。控室推奨は△18竜。
| - (78) 2八龍54
- △18竜▲58香を検討していた。これは▲55角か。先手は桂香が欲しい。しかし▲55角には△46歩がぴったりのようだ。▲55角△46歩▲11角成△47歩成▲86香。と金が邪魔して△47角が打てない。ならば▲55角はやはり有力か。
|
- (79) 4七角19
- △65桂▲86香△7四銀▲75歩・・よく分からない。
| - (80) 6五桂10
- ▲86香には△7四角が巧い受けのようだ。角の素抜きを狙っている。
|
- (81) 2九香
- これも全く検討にない香打。竜の効きをずらしながら小駒を取る狙いだろう。控室のムードは後手のりに。しかし後手の残りは20分(16時40分頃)。
| |
| - (84) 4六角
- ▲69金△57角成▲65角。先手自信はないがはっきりしない。
|
| - (86) 7四歩
- 頓死筋を消して、落ち着いた1手。▲11成香△57桂成には▲84桂、または▲86香。ムードは微妙に先手のりに変わってきた。
|
| |
| - (90) 7一金
- ▲86香には△61玉と受ける。先手優勢で一致したが、具体的な手順が出てこない。実戦的にはまだまだ大変か。
|
| |
| |
| - (96) 6一玉
- 再び、三度、難しいとのこと。▲86香の変わりにはっきりした勝ち筋も発見はされなかった。
|
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
- (113) 4四銀
- ▲34角に首をひねった控室だが、この手を見て納得。
| |
| |
| |
| |
| |
- (123) 4三香
- 以下△42歩には▲同香成以下の詰み。△32玉は▲42金以下。ついに決着、後手投了となった。
|