第1局 10月2日(金)
石橋女流四段 初戦制す
初戦に勝ち笑顔を見せる石橋女流四段
 清水市代女流王位(38)=女流王将=に、石橋幸緒女流四段(26)が挑む、将棋の第18期女流王位戦5番勝負第1局は2日午前9時から福岡県飯塚市の「旧伊藤伝右衛門邸」で指され、同日午後七時、百十二手で後手番の石橋が制した。所属する日本女子プロ将棋協会として初めてのタイトル獲得へ向け幸先の良いスタートを切った。持ち時間各四時間のうち、残り時間は清水一分、石橋一分だった。

 序盤は相矢倉模様で、じっくりとした展開。中盤、清水の6三角(63手目)が控室を騒然とさせた一手で、石橋が8二飛(64手目)から盛り返した。終盤、清水が2三歩(93手目)などで逆転を狙ったが、石橋が攻めをかわし、6七桂(106手目)から寄せ切った。  第二局は十二日、兵庫県姫路市の「イーグレひめじ」で行われる。

■96手目で勝ちを実感 石橋幸緒女流四段の話
 3七角成(52手目)から二枚換えに行った手がどうでしたか。また6三銀(70手目)では5三金でした。角の取り方を間違え、どうなるか分かりませんでした。勝ちと思ったのは5五桂(96手目)のところです。

■読みが雑で見落とし 清水市代女流王位の話
 全体的に読みが雑で見落としがいくつかありました。6三角(63手目)がひどい手でしたが、6三同歩成(71手目)でと金ができて持ち直したかと―。7七桂(77手目)と勝ちに行ったのがまずい手でした。