西日本新聞

2007年05月07日

偶然誕生 ラーメンが具を挟む

写真 麺食い記者が行く<4>偶然誕生 ラーメンが具を挟む

「世界初! バーガースタイルラーメン」-
 行橋市の大型複合商業施設「コスタ行橋」の駐車場に、麺(めん)食い記者の食欲と好奇心をくすぐるのぼりがはためいていた。
 そばにはボディーを真っ赤に塗った販売車。売っているのは、パンの代わりにラーメンの麺で具を挟んだハンバーガー。めんバーガーだ。
 まずは注文。いったんゆでて冷凍した麺に、回転焼きの鉄板で再び熱を加える。ネギチャーシューと目玉焼きなどの具を挟み、たれをつけてできあがり。こんがり焼けた麺と、豚の角煮のように軟らかいチャーシューの甘みが口の中に広がる。スープはないが、味はラーメンそのものだった。
 めんバーガーは偶然の産物だ。東京でラーメン店を経営する定石光治さん(47)=行橋市=が昨年初め、従業員がゆで損なって冷蔵庫に隠し、丸く固くなっていた麺を発見。「ハンバーガーのパン生地に似ている」とひらめき、知人の幡手幹久さん(41)=苅田町=に開発を提案した。
 麺に豚骨スープをからめ、形が崩れないように工夫する。だれの口にも合う秘伝のたれを開発する-。大阪でラーメンの屋台を引いたことがある幡手さんが試行錯誤の末に商品化し、昨年八月に開店。物珍しさも手伝って人気を呼び、今ではすっかり「行橋の名物」として認知された。写真 
 まだ販売車だけの営業だが、「店を増やし、全国に広めたい」と二人。ファストフードとして定着したライスバーガーのように、めんバーガーも「手に取って食べられる手軽なラーメン」として市民権を得る時代がやってくるかもしれない。 (地域報道センター・野村創)
   ◇   ◇
 ▼めんバーガー 行橋市西泉の「コスタ行橋」駐車場で販売。350円。具はネギチャーシューと鶏つくねの二種類。水曜定休。080(5604)7870。

2007年05月03日本紙掲載

2008年08月27日

「めんバーガー」店開き
行橋の新名物旧国道10号に販路拡大目指す

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 行橋市の新名物として一昨年誕生した「めんバーガー」の販路拡大と知名度アップを目指した、初の販売店が7月20日、同市大橋二丁目の旧国道10号沿いに開店した。

 福岡、北九州両市での車の移動販売やイベントの売り込みでは限界があり、「どこへ行けば買えるのか」との声も多く拠点を設けることにした。

 めんバーガーはハンバーガーのパンの部分をラーメンのめんでつくったもの。具が国産黒豚ばら肉のチャーシュー、ネギ、卵焼きのソース味と、鶏つくねに辛子めんたいこ、卵焼きのとんこつ塩味の二種類を販売している。直径八・五センチ、各三百円。

 考案した会社社長の定石光治さん(49)はNPO法人を立ち上げ京築の活性化に取り組んでおり、「博多の二大名物ラーメンとめんたいこを具に使い、全国に発信して行橋の町おこしに貢献できるようにしたい」と意欲を語った。

20080721本紙掲載