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らぁめん大魔王

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2008年09月09日

ラーメン用小麦においしそうな名前つけて
福岡県愛称募集

 福岡県は、国内で初めて開発したラーメン専用の小麦に親しんでもらおうと、県内外から愛称を募集する。麻生渡知事も「県特産のイチゴ『あまおう』のように、なじみやすく、おいしそうな名前を」と、新しい品種の普及に期待している。

 全国二位の小麦の生産量を誇り、有数のラーメン激戦地としても知られる同県だが、めんの材料に使われる小麦は大半が外国産だった。そこで、同県農業総合試験場(筑紫野市)が二〇〇四年度から開発に着手。約四年かけ、めんにしたときの色が明るく、こしが強い上に、ゆでてものびにくいというラーメンにぴったりの品種ができた。

 愛称採用者には、同県内の主なラーメン店で使える三万円相当の食事券などが贈られる。

 はがきに、愛称▽名付けた理由▽郵便番号▽住所▽氏名▽電話番号を明記して、〒812-8577 福岡市博多区東公園7ノ7 県庁内郵便局留置 「ラーメン用小麦普及促進戦略会議事務局」まで。ネットでも応募できる。締め切りは今月三十日(消印有効)。同事務局=092(643)3473。

20080904本紙掲載

2008年09月10日

「発祥の地」舞台 うどん戦争熱く
「讃岐」「稲庭」名店が進出

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 うどん発祥の地ともされる福岡市で、天神地区が全国の有名うどんが次々参入する“うどん激戦地”となっている。ここ数年で、全国的なブームを巻き起こした讃岐うどん(香川)や、上品なのど越しが人気の稲庭うどん(秋田)の名店が次々開店。地元勢も巻き込み、熱い戦いが繰り広げられている。

 二年前に開店した「福岡麺通団」(福岡市中央区渡辺通四丁目)。コシのある太めんに、濃厚なつゆをかけて食べる讃岐うどんが五百円前後で味わえるとあって、店内は学生やサラリーマンでいつも大にぎわいだ。

 のど越しのいい稲庭うどんが味わえるのは、博多大丸(同市中央区天神一丁目)の「七代佐藤養助福岡天神店」。売りは丁寧に作られた手作りの細めん。猛暑が続くこの時期、キノコや山菜、エビなど十五種類の具が盛りだくさんの冷やしうどん「ちらし」(千二百六十円)が人気という。

 両店に共通するのは、うどん発祥の地とされる福岡への熱い思い。七年前、秋田県外に初めて進出したという七代佐藤養助の北村豊子店長は「うどん屋としては、福岡に支店を開くのは特別な決意がある」。東京、名古屋に次いで出店した福岡麺通団も「福岡はうどんの始まりの地でラーメンもうまく、客の舌も肥えている。ここで成功すればどこでもやっていけると思った」と語る。

 迎え撃つ博多の名店「かろのうろん」(同市博多区上川端町)はかけうどん三百七十円と庶民の味方。三代目の瓜生呼希允(あきちか)さん(65)は「薄めのすめ(ダシ)とめんを一緒にすする博多うどんの伝統を頑固に守りたい」。

 名物うどんが天神でひしめく状況について、福岡県内外で百十五のうどん店を展開するウエスト企画室は「早く、安く、おいしいうどんは今の世の中の流れに合っている。各店で競いながらファンを増やしていきたい」と商魂たくましい。 (写真説明:「15種類ほどの具が入った冷たいうどんが人気です」と話す七代佐藤養助福岡天神店の北村豊子店長)

20080828本紙掲載

夏には“うどんサラダ” 久留米市朝妻町 「蔵屋」

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 久留米市大手町から二月に移転した「蔵屋」(久留米市朝妻町)。お品書きには通常メニューのほかに「ミートソースうどん」や「ナポリタンうどん」など、一風変わった名前が並んでいます。

 店主の倉重博幸さんは、手打ちうどんとそばの店を始めて約二十年。八女市上陽町のわき水を使い、毎日打ちたてのめんを用意しています。洋食の料理人としてスタートした経験を生かしたいと一念発起し、新たな場所で創作うどんを始めました。

 夏にぴったりな「うどんサラダ」(五百五十円)は、うどんにドレッシングが絡む、洋と和のコラボレーション。これが不思議と合うのです。

 営業は午前十一時から午後九時まで(同八時半オーダーストップ)。火曜定休。電話0942(43)1919。

 〈メニュー〉うどんに小ごはん、日替わりのおかず一品、小鉢、漬物が付く昼の「日替わりうどん定食」六百円(そば・六百三十円)。ミートソースうどん六百円、和風ちゃんぽん「うどんちゃん」六百円など。

20080801本紙掲載

2008年09月11日

連載「海峡の未来へ 新たな関門連携」より
市民 活性化担い動き出す―

 「いらっしゃい、おいしいですよ」。今月二日、門司港レトロ地区に女子高生の売り子の声が響いた。出店に並ぶ商品は「ふぐ麺(めん)ラーメン福岡とんこつ味」。下関のフグの骨粉入り乾めんと福岡の豚骨スープで作るラーメンだ。「下関と福岡の名物を一つにしました。関門の新名物にしたい」。考案した下関商業高商業研究部長の三村康子さん(18)が声を弾ませた。

 ■完売を目指す
 商品の企画や販売を実地に学ぶ研究部。「関門をテーマに商品ができないか」。顧問の清水純一教諭(33)が生徒に持ち掛けたのが、ラーメン誕生のきっかけだった。
 「関門は生徒たちにも身近なエリア。ラーメンで地域活性化のお手伝いができれば」と清水教諭。ラーメンの愛称は「関門スペシャルかけ橋ラーメン」。門司港では用意した五十個が完売した。
 九日にはJR下関駅前でラーメンを売る。地元特産のフグの骨粉入りを強調し、観光客にアピールする。門司港レトロの実績に劣らぬよう、五十個完売を目指す。
 魚の風味が漂うめんとこってりしたスープ。高校生たちはラーメンを「関門グルメのブランドに育てたい」と張り切っている。

 ■海峡ブランド
 関門海峡そのものを全国の「ブランド」にしようと、動きだしたグループもある。昨年発足した「関門地域ブランド化研究会」。メンバーは北九州、下関市のまちづくり団体や商業施設の関係者、行政マンら十六人だ。
 座長の秋武政道さん(47)は門司港で「バナナマン」に扮(ふん)して、レトロ地区の活性化に汗を流してきた。年間約二百十五万人の観光客が訪れるレトロ地区だが、二〇〇三年の二百五十五万人をピークにここ数年の集客は伸び悩んでいる。
 それを肌で感じる秋武さんは言う。「門司港レトロもやがては廃れる。だが、関門海峡は五十年、百年先もある。だから今のうちに、海峡をブランドにしておきたい」
 秋武さんはまず、関門海峡の特色や名物を全国の人に知ってもらおうと、ご当地検定「関門検定」を企画。まだ構想段階だが、両市やまちづくり団体に呼びかけ、準備を本格化させる。

 ■商店街同士も
 「ブランドもまちづくりも、これからは関門の時代」と話すのはブランド化研究会のメンバーで、関門地域で商店街活性化のアドバイザーをしている逆井(さかさい)健さん(42)だ。
 商店街同士でも関門の連携は「にぎわいづくりの鍵になる」と考える逆井さん。今年でともに創業半世紀を迎えた門司区の中央市場と下関市の長府商店街で「姉妹縁組」ができないかと話を進めている。商店主たちの交流から活性化のアイデアを生み出すのが狙いだ。
 民間での関門連携は着実に進んでいる。北九州、下関両市のホテルや飲食店など四十四施設は浴衣姿で訪れた客に、飲食代を割り引くキャンペーンを昨夏から実施。両市の青年会議所は特産品を互いのイベントに持ち寄り、PRしている。
 海峡を越えて連携を深める市民の活動が、関門に新たな魅力をつくり出そうとしている。

20080809本紙掲載