西日本新聞

2007年05月18日

アジア風 強烈個性、和と融合

写真 麺食い記者が行く<7完>アジア風 強烈個性、和と融合

 「インドはなぁ、一度行ったら癖になるぞ」。赤いスープをすするといつも、学生時代の友人の口癖を思い出す。インドや中国、インドネシアなど、アジア各地から取り寄せた二十種類の香辛料が刺激的な「Nanaチャンポン」。その魅力は、突然、無性に食べたくなる「中毒性」とでも表現しようか。
 アジア各地の麺料理を看板にしている店が、福岡市中央区にある。その名は「アジア麺’sプラザNana(ナーナ)」。アジア各国を訪ね歩いてきた高野裕介店長(41)によると「ナーナとは、タイの言葉で『いろんなものが集まる』とか『交わる』という意味だそうです」。
 なるほど。メニューを見ると、各国のいろんな麺料理を集めている。「中華焼きそば」、米粉から作る麺料理「ベトナムフォー」、トマトとセロリを具にしたしょうゆ味の「プノンペンラーメン」など八種類…。どれにしようか悩んだ末に「やっぱり、いつものNanaチャンポン」が、麺食い記者のパターンだ。写真 
 異国の香り立つ刺激的なスープには、どこか懐かしい風味も溶け合う。厨房で中華鍋を振る田中和人さん(46)は「隠し味は日本のしょうゆ」と打ち明ける。どのメニューも強烈な個性を持つだけに、日本人好みにアレンジされている。
 中世・博多-。大陸から製粉技術が持ち込まれ、うどん、そばに代表される麺文化は、この地を経て全国で花開いた。アジアの交流拠点は、今なお各地の食文化を吸収しながら、新たな進化を続けている。(地域報道センター・池田郷)
   ◇   ◇
 ▼アジア麺’sプラザNana 福岡市中央区今泉1の11の7。Nanaチャンポン800円(ランチ680円)。092(737)6200。

ASIA麺’s PLAZA Nana
福岡市中央区今泉1−11−7−2F(地図)
営業時間11:30~24:00/定休日 日曜
ランチセット800円/092(737)6200

2007年05月06日本紙掲載

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