福岡出身バンド「豚骨ピストンズ」 21日デビュー
●タイアップのカップめんも発売へ
めんたいの後継は豚骨たい-福岡市出身のロックバンド「豚骨ピストンズ」が二十一日、シングル「よかろうもん」を引っ提げてメジャーデビューする。かつて日本のロックシーンを彩った博多発「めんたいロック」。その志を受け継ぎ、「豚骨ロック」の風を起こそうと意気込む。大手食品メーカーもバンドとタイアップしたカップめん発売を決めた。相乗効果で、目指すは全国区だ!
豚骨ピストンズは豚兄(28)=ボーカル、三代目六三亭英二(25)=ギター、ヒロシドビシャス(25)=ボーカル&ベース、ピストンホリ(25)=ドラムの四人組。一九九八年に福岡で結成し、二年前に上京してライブハウスを中心に活動。「豚骨ロック」を掲げ、強烈なリズムとメロディー、博多弁を多用した歌詞でじわじわと人気を集めた。
豚骨ロックとは、「博多ラーメンのようにちょっと臭いけど、一度はまると病みつきになる音楽」(豚兄)。デビュー曲「よかろうもん」も、「くよくよせんでもよかろうもん」「笑い飛ばせばよかろうもん」と、ストレートな歌詞をノリのいいビートに乗せて、いつまでも耳に残る楽曲に仕上げた。
豚兄は「めんたいロックは、音楽シーンに濃厚な味わいを残した。それを引き継ぎ、スパイスのきいた音楽を目指します」。近ごろは平準化し、ちょっと薄味となった日本のロック。「ローカル色を強く出して、活を入れたい」と力がこもる。
一方、四月九日から九州限定でカップめん「日清豚骨ロック よかろうもん」を販売するのが日清食品(本社・大阪)。九州発の新しいロック・ムーブメントに賛同し、「豚骨ロック」をイメージした濃厚スープで具だくさんのラーメンを開発した。パッケージも、CD「よかろうもん」のジャケットを踏襲。CDとカップめんタイアップは同社で初めてという。
同社九州支店営業課の高橋健太郎係長は「地域に密着し、こだわった商品づくりは長年の目標。CDと連携し、やがて全国的ヒットにつなげたい」と話していた。
2007年03月09日本紙掲載
× ×
【写真説明1 】(上)21日にメジャーデビューする豚骨ピストンズ(下)日清食品が九州限定で販売する「日清とんこつロック よかろうもん」



