西日本新聞

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2007年01月04日

唐辛子入りらーめん

写真 鳳凛のオフィシャルサイトにはこう書かれている。『昭和41年に創業し「唐辛子入りらーめん発祥の店」として注目をあびた、とある名店の味を継承しています。』

 “とある名店”がどの店を指すかは分からないが、昭和から続く店で福岡で「唐辛子入りラーメン」と言えば一蘭を思い出す。鳳凛のラーメンを食べてみると・・・・・味は確かに一蘭と似ている。(;^^)

 とんこつ味のスープは濃厚で、一蘭よりややまろやかな感じ。一蘭のような注文表はないが、店員に麺の硬さや唐辛子ベースの”辛味だれ”の量を注文できるので、辛いものがが苦手な人は、”辛味だれ”を減らせばおいしくスープを味わうことができる。

 店内はカウンター席とテーブル席が数個。仕切りなどはなく、店内に流れるBGMが小洒落ているので女性も入りやすい。月曜から木曜は深夜4時まで、金・土・祝日前は深夜5時まで、日・祝日は深夜1時まで開いているので深夜族に重宝されそうだ。

鳳凛
福岡県福岡市中央区春吉3-21-15(地図)
営業時間11:00-/定休日なし
ラーメン550円/電話番号092-716-6755

2007年01月09日

激辛つけ麺

写真 誰にも「人に教えたくないお店」があると思う。できれば避けたかったのだが、このブログで書くネタが他に無くなってきたので書くことにする。このお店は野菜を中心とした多彩なメニューがあり、日替わりのお刺身、煮物、揚げ物など、どれもハズレがない。

 この日は若者(?)を中心とした部署の忘年会で利用し、白味噌仕立てのもつ鍋を注文した。締めは勿論、ちゃんぽん。ちゃんぽんを入れる前に店員さんがだしを追加してくれたのだが、結果としてだしがやや薄くなったのが少し残念だった。もつや野菜を食べる時に煮込み過ぎてスープが少なくなっていたのが原因かもしれない。

写真 ちゃんぽんを食べても私を含む食欲旺盛の猛者は分量的に物足りず、更に「激辛麺」も注文。これがうまかった。福岡市大名にあるつけ麺の「ばくだん屋」風で、冷麺にキャベツ、ネギ、海苔、チャーシュー、キムチが載っている。それを辛味のあるだしにつけていただく。辛さも私にはちょうどよいくらい。

 やっぱり、つけ麺はいい。言わずもがな、硬麺をそのまま味わえるからだ。硬麺好きとしては、通常のラーメンやうどんの麺がスープに浸りきって柔麺になることがとても怖い。「柔麺になりはててしまっては大変」とビクビクしながら急いで麺を口に流し込むのが常だが、つけ麺はその心配がない。余裕をもって、自分のペースでじっくりと麺を楽しめる。

 そういえば、2006年はとんこつ風スープにつける「つけ麺」が流行した年だった。今年はどんな年になるのだろうか。注目していきたい。

ほく菜
福岡県福岡市中央区春吉2-18-12(地図)
営業時間18:00-25:00/定休日 日曜(祝日の場合のみ営業)
092-738-0531

2007年01月10日

香港の担々麺のおいしさ

 香港で“浮気”をしてしまった。  四川料理の店での夕食。胃袋の90%は満たされ、さてデザートと思っていると、通訳さんの知り合いという、この店の社長がテーブルに顔を出した。店自慢の担々麺(たんたんめん)をぜひ食べなきゃと迫ってくる。 20070105本紙掲載   >>続きはこちら

2007年01月11日

ゆずごしょうであっさりギョーザ

写真 ゆずごしょうであっさり食べる、一口ギョーザの専門店。親せきが経営する博多の本店から味を引き継ぎ、オーナーの河野はつ恵さん(46)が、九年前から始めた。

 コクのあるラーメンに、ご飯とサラダ、一口ギョーザ六個が付いたランチ(六百五十円)が人気。親子連れも多く、河野さんは「脂っこくないのが、店の料理の特徴。若い女性も、気軽に来店してほしい」と話す。ラーメンをタンタンメンに代えた新メニュー(七百五十円)も好評だ。

 ランチタイムは、午前十一時半から午後一時半まで。日曜夜六時から定休。093(751)6078。

20061221本紙掲載
天宝
福岡県北九州市若松区本町3-5-6(地図)

2007年01月12日

すごいチェーン店

写真 正月三が日に街をふらつく。多くのお店が閉まっている中、ここはバッチリ開いていた。初売りのバーゲンでお金を使い果たし、財布の中身がとても寂しいが、ここなら大丈夫。ラーメンでも通常500円ぐらいはするのに、何とここのちゃんぽんは450円なのだ!

 安いだけではなく、味もうまくまとまっている。個人的にはもう少しスープが濃いと嬉しいのだが、全部飲み干すことができるような計算の上かもしれない。コストパフォーマンスなどを総合的に勘案すると、私の中では一つの”完成されたちゃんぽん”という印象だ。

 そういえば、ちゃんぽんがおいしいことで有名な某都道府県の新聞社の方が、その県の一番おいしいちゃんぽんをこのチェーン店の支店と言っていた。

 期間限定のいろいろなメニューを繰り出す努力も見逃せない。今だと従来のちゃんぽんスープに丸鳥と焼きアゴのだしを加えた年末年始限定の「ごくうま」を楽しめる。40年以上の歴史があり、24都道府県・400店舗を超えるチェーン店の勢いはただものではないのだ。

リンガーハット長崎ちゃんぽん
ちゃんぽんランチ650円(ちゃんぽん+ギョーザ)

2007年01月15日

創業60年のだしのうまみ

写真 うどん(四百円)のだしが、味わい深い。色は濃いが、口に含むとうま味がじんわり広がる。飲み干しても後味がいい。 サバやイワシなどさまざまな魚の削り節をまぜて使う。それに昆布も。化学調味料は使用しない。創業六十年。三代目店主、山岡順子さん(58)は「だしのおいしさを味わってほしい」と語る。

 うどんは、一種類のみだ。油揚げ、おぼろ昆布、ネギ、かまぼこが乗っている。このほか、そば(四百円)、いなりずし(百円)、温泉卵(八十円)がある。

 営業は午前十一時-午後七時四十五分。水曜日定休。093(521)5477。

20061214本紙掲載

はるや
福岡県北九州市小倉北区魚町1-3-18(地図)

2007年01月16日

うどん2連発

写真 関西などの「お好み焼きをおかずにご飯を食べる」という食習慣に対し、「炭水化物と炭水化物の組み合わせなんて考えられない!」という意見をたまに耳にする。そういう意識はどの程度浸透しているのだろうか?主に西日本ではこの組み合わせはいくらでもあって、少なくとも私には全然違和感がない。

 例えば、博多のうどんにはかしわおにぎりが欠かせないではないか。よって、うどんをいきなり2杯食べる私は周囲から変な目でジロジロ見られる筋合いはないはずだ。

 温かい釜揚げうどん「かまあげ」を口にした後、冷たいぶっかけうどん「ぶっかけ」をすすってみる。するとこれが、ビックリするくらいに味がマッチするのである。トッピングにじゃこ天と野菜天を頼んでいて、それをおかず代わりに「パン→牛乳→おかず」の給食の三角食べと同じ要領で食べ進めようと思っていたが、「かまあげ→ぶっかけ→かまあげ」の往復ラリーでいくらでもいける。

 「かまあげ」は温かく、「ぶっかけ」は当然冷たいので
「温かいうどん→冷たいうどん→温かいうどん」

 「かまあげ」はだしも温かいので麺が柔らかく、「ぶっかけ」は当然硬いので
「柔らかいうどん→硬いうどん→柔らかいうどん」

かつ、両者の付け汁・かけ汁の濃さが同じくらいで、一方はショウガ、もう一方はレモンの酸味がアクセントになっているので
「ショウガ→レモン→ショウガ」

という、味の三重往復ラリーが口の中で繰り広げられていったのだ。

 あとはやはり、茹で置きではない”茹でたて”の力も大きい。この店は茹で置きの麺を出していた事もあったが、今日は目の前で茹で上げてくれた。

 うどんにはこんな食べ方もあるのかと改めて奥の深さを再認識した夜だった。(わたしだけ?)

福岡麺通団
福岡市中央区渡辺通4-11-3(地図)
営業時間11:00-24:00(日祝は22時まで)/定休日なし
ぶっかけ小340円&かまあげ小340円/電話番号092-732-0537

2007年01月17日

具材満載のイチ押しランチ

写真 鶏の空揚げ、キクラゲ、キャベツ、豚肉…。直径三十一センチの巨大な器には、約二十種類の具材が並ぶ。スープの塩加減も絶妙で、具材のうま味を引き立てている。同店の「特製チャンポン」(五百円)には、池上正則店長(66)のこだわりがあふれている。

 めんは防腐剤を使わずに仕上げた自家製。めんになじむ味を研究し、原価の抑制にもつなげたという。「もうけよりお客との触れ合いが大切」と池上店長。ラーメンも三百円と格安で、学生割引もある。

 営業時間は午前十一時-午後十一時。不定休。電話=093(561)6228。
20061226本紙掲載

錦龍
福岡県北九州市小倉北区室町2-4-8(地図)

2007年01月22日

冷たいスープ&うどん

写真 おいしい日本酒なら、熱燗でなく冷で飲みたい。冷たい方が香りと味を堪能できるからだ。同じことを感じるのがこのお店の「ひやかけ」だ。冷えたスープを口の中で遊ばせると、香りとだしの味がストレートに伝わってくる。スープに対する自信があるに違いない。

 スープが冷たいのでうどんも当然のように引き締まっていて硬い。かつ、ここは讃岐うどんのお店なのでかなりの歯ごたえ。本望。本望。望むところだ!硬麺好きとしてはうれしいかぎり。寒空の中で身を震わせて入店しながらでも、硬麺を食べたいばかりにこの「ひやかけ」を頼んだかいがあるというものだ。昔食べた名古屋の煮込みうどん程硬くはないが、よく噛んで完食するのにやや時間がかかった。

 トッピングで注文したじゃこ天との相性もバッチリだった。

 「ひやかけ」を終えると、次は「かまたま」だ。私はらぁめん大魔王。うどんのはしごなどなんの造作もない。「かまたま」は釜揚げうどんに生卵と特製醤油がのっている。白ごはんに生卵と醤油をぶっかける「卵ごはん」のうどん版だ。ゆっくり食べているとうどんの熱で生卵が半熟気味になり、別の食感も楽しめる。

 若干塩加減が強い気もするが、昔懐かしい味がしてうまかった。さすがに3杯目はきついので店を後にした。

福岡麺通団
福岡市中央区渡辺通4-11-3(地図)
営業時間11:00-24:00(日祝は22時まで)/定休日なし
かまたま小340円&ひやかけ小290円/電話番号092-732-0537

2007年01月25日

心も温まる姉妹の料理

写真 暖冬とはいえ、まだまだ朝や夜は寒さがこたえる。特に「天山おろし」が吹き降ろす小城の冬は寒いが、店を切り盛りする上田澄子さん(77)、瑠璃子さん(69)姉妹のうどんは体だけでなく心も温めてくれる。

 2005年12月に開店。二人は小城市牛津町で二十年前までうどん店を営業していたが、道路拡張に伴う立ち退きで廃業。周囲に「老け込まないようにもう一度営業しては」と勧められ、店を出した。

 昆布やいりこなどを使っただしは、化学調味料を使わず、昔ながらの製法でじっくりとこくを出したもので、すっきりした後味がいい。早朝に起きて仕込んでおり、大量に作らず小まめに煮出していく。めんは自家製の博多風。軟らかでよくだしと絡む。人気のゴボウ天うどん定食は五百三十円。百二十円プラスでめんの量が二倍に。「お客さまの声を聞き、サービスを広げたい」と二人は声をそろえた。

 「来年は福岡に二号店を出したい。そして、自分たちのご褒美としてハワイに行きたい」。姉妹の夢はうどん同様、でっかくて熱い。営業時間は午前十一時から午後十時。元日と二日以外は営業。0952(72)5917。

20061216本紙掲載
花よりうどん
佐賀県小城市三日月町長神田1055-1(地図)

2007年01月28日

天神の老舗ラーメン

写真 昼休みに雨が降っていて、かつ、とても時間が無い。でも、私の会社のそばにはあの店がある。さぁ、行こう。

 ということで、「赤のれん節ちゃんラーメン」で久々に食べてみた。頼んだAセットはラーメン&チャーハンで580円。

 いつもながらの極細平麺に茶褐色の油っぽいスープ、そして独特の”クセ”のある臭い。だが、この”クセ”につられて多くのお客さんが訪れる。お昼休みはいつも満席で、栄枯盛衰の激しい福岡のど真ん中で50年以上もお店が続いているのだ。シナチクが入っているところが昔ながらのラーメンをしのばせる。油が苦手な人には「油抜き」という注文もできる。

 小チャーハンとパンチのあるラーメンでお腹一杯になった。定食類も充実していて、単品もあるので夜も使えそうだ。
 
 個人的には福岡市南区野間の支店の方が気に入っているが、皆さんはどうだろうか?

赤のれん 節ちゃんラーメン
福岡県福岡市中央区渡辺通5-24-26(地図)
営業時間11:00-23:00/定休日日曜
ラーメン470円/092-741-0267

2007年01月30日

器はみ出す創作うどん

写真 古民家風の内装に、ジャズが流れる一風変わったお店。一月で開店三周年を迎える創作うどん店だ。つゆをかけて、おろし大根と一緒に食べる「ぶっかけうどん」がお薦め。「細くてこしがあるめんの味わいを楽しんでほしい」と店主の柚上(ゆがみ)忠宏さん(35)。

 人気の一品は「アナゴごぼうぶっかけ」(八百円)。大きな器からはみ出すふっくらアナゴとさくさくゴボウ、二つの食感が一度に楽しめる。普通のうどんが食べたい場合は「スープうどん」と注文する。

 日曜定休(祝日は営業)。営業時間は午前十一時-午後八時。093(871)1852。

20061226本紙掲載
とばた麺之介
福岡県北九州市戸畑区天神2-1-36(地図)

東京の黒ラーメン

 久々の東京出張。友好紙と共同で行う将棋囲碁サイトに関する会議に向かう。その前にまずは腹ごしらえだ。品川駅で下車し、徒歩ですぐに到着したのが、ラーメンテーマパーク”麺達七人衆品達”。その名の通り、七つのラーメン屋が並ぶ。JRの高架下にあり、福岡のラーメンスタジアムに比べると若干殺風景ではあるが、なかなかの活気だ。

 その中でも行列ができていたこのお店へ。ネットなどでよく見る名前だ。ラーメンはお客の回転が早いので割と早く入店できた。頼んだのは大盛りラーメン780円。ご覧の通り、マー油で真っ黒のスープ。油っこくはなく、コクがあり、マイルドな味でスープが進む。「スープを飲んだらダメ!飲んだら太る!」と大脳が指令するも、右手が言うことを聞かずにれんげで口にスープをひたすら運んでしまった。先日行った「好来」よりももっとスープの味が濃く、スープが主張している感じだ。

 具はもやしに青ネギ、ふっくらしたジューシーなチャーシュー、麺は中太で、しっかりとコシがある。この麺はいい!元祖長浜の麺より少し細いか。

 半分ほど食べたところで、生しぼりにんにく0円をセルフで潰して豪快に入れる。ますますにんにくの風味が増して二通りの味を楽しむことができた。元気が出てきた。ただし、にんにくによる口臭が自分でもわかるほどきついのでコンビニでガムを買い、会議に向かった。

なんつッ亭弐
東京都港区高輪台3-26-20(地図)
営業時間11:00-22:00/無定休
ラーメン680円/03-5791-1355