─公開中の映画「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」は「フランダースの犬」をモチーフに、幼い2人の悲恋を描いた作品です。昭和初期の雪深い村で、炭焼きの祖父とつつましく暮らす少年、草太を演じましたが、どんな役作りを。
森本 まず、体重を落としました。ご飯を減らして運動をして3キロくらい。あと、草太は友だちに優しく接するので、僕も普段から性格を良くしようと頑張りました。草太は友だちを裏切らない。そして、絵かきになりたいという自分の夢に向かって、真っすぐな気持ちがある男の子です。
─今回の作品が、映画初出演で初主演です。山形県内で行われた撮影では、大雪や吹雪に見舞われたこともあったそうですが、初めての映画撮影はどうでしたか。
森本 寒さに耐えるのがまず、無理だった。手足が冷たくなっちゃって。体を張ったシーンが多かったので、体力づくりがいろいろとできました。完成したものを見て、自分の顔が大迫力で映ってるのを見ると、おかしな感じでした。1カ月くらいかかって撮ったのが、こんな形でつながっているのは、驚きでした。今まで経験した(テレビドラマの)撮影とは、ちょっと違いました。
─草太の愛犬チビが、物語の中で重要な役割を果たしています。息がぴったりでしたね。
森本 撮影前、(訓練をしている)北海道にチビに会いに行きました。秋田犬を見るの初めてだったんで「うわあ、でけえ」って思いました。撮影の時は、僕が歩いたら後を付いてきてくれました。
─撮影でチビの子犬時代を演じた秋田犬を、連れて帰ったそうですね。
森本 子犬は家で飼ってます。大きくなって「チビ」じゃ変なので、「ちぃー」という名前。まだちっちゃいですけど。犬を飼うのは初めてなんですが、新しい家族が増えた感じです。公園で走らせてます。家にはほかにハムスター1匹がいます。
─草太と心を通わせる裕福な商家の娘、早代を演じた桑島真里乃さんは、同学年ですね。
森本 とにかく一緒に話をして、交流を深めていきました。学校のことやゲームのことを話しました。たまたま、同じゲームにはまっていたので。
─草太は絵を描くのが得意ですが、森本さんの得意なことは。
森本 サッカー。学校の友だちとクラブ活動や放課後にやったりします。
─今回、香川照之さんや浅野忠信さんなど、多くの俳優さんと共演していますが、目標にしている俳優さんはいますか。
森本 尊敬する先輩は、滝沢秀明君です。歌って踊れて、芝居ができる。完ぺきな方だと思います。これから滝沢君みたいに、ダンスと芝居を頑張っていきたいと思います。
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森本慎太郎(もりもと・しんたろう)さんは1997年生まれ、神奈川県出身。2006年からジャニーズJr.としてレッスンを開始。テレビドラマ「受験の神様」(07年)や「バッテリー」(08年)などに出演。コンサートや舞台などでも活躍する。映画「スノープリンス」では、岸恵子さん、檀れいさんとも共演。
=2009/12/13付 西日本新聞朝刊=