─2人は2003年から一緒に音楽活動をやっています。なぜあらためてユニットを組んだのでしょう?
HYDE(ハイド) 活動を2人でやって、K.A.Z(カズ)君は僕にとって欠かせない存在。でも尊敬するアーティストに自分の看板「HYDE」で出てもらうのは申し訳ない。それで別に「VAMPS」という名前を付けて。それに、同じ看板の下にいたら、もっといじめやすくなるかなと(笑)。
K.A.Z 初めて「L’Arc―en―Ciel」のライブを見たときHYDE君はすごくカッコよかった。機会があれば一緒にやれたらと思ってました。
─「VAMPS」には「吸血鬼」「妖婦」といった意味がありますね。
HYDE どちらも好きですからね(笑)。バンド名の候補は幾つかあったけれど、これが一番文字数が少なかったんですね。2人とも長い名前のバンドやってるので、短い名前がピンときたんですよ。
─ファーストシングル「LOVE ADDICT」はすべて英語の歌詞ですね。そこに込めた思いは?
HYDE 最初の曲なんで、ライブで盛り上がるのを大前提に作りました。英語の歌詞は今のヒットチャートにはあまり無いなと思ったんで。それと、アメリカでライブしたいから、みんなで歌えるように、なるべく簡単な英語にしました。
K.A.Z 音楽は世界共通だし、言葉は分かんなくても訴えるものはあります。そういう発信の仕方も面白いかなと。
─8月1日から全国ツアーが始まります。今回は1都市で6─10公演を行う“滞在型”ライブですね。
HYDE 前回のソロライブはこまかく回ったんですが、同じだと、ときめかなくて。それで1カ所に長くいるのはどうかなあと。ライブも作り込めるし。
K.A.Z 今までは短期移動でなかなか公演先の印象が残らなかったんです。今回は土地の人ともっとコミュニケーションがとれると思いますよ。(5月4日の)ライブで足を骨折したんですが、ツアー初日までにはちゃんと間に合わせたいと思ってます。
HYDE ステージから飛び降りて骨折っちゃたんだよね。今度こそちゃんとジャンプできるように(笑)。
─福岡のライブはどうですか?
HYDE 昔から熱いっすよ、九州は。
K.A.Z 東京から離れるほど好きなんです。旅行している感じがあります。
HYDE 今回のライブは滞在型の利点を生かして、セットを作り込んで、会場の雰囲気をがらっと変えるつもりです。音のクオリティーもどんどん良くなります。
(文・西山宏、写真・大矢海寿帆)
HYDE(ハイド)さん=写真右=は「L’Arc―en―Ciel」のボーカリスト。K.A.Z(カズ)さんは「Oblivion Dust」のギター、作曲担当。2人の新ユニット「VAMPS」(ヴァンプス)は8月30日─9月6日、福岡市の「ZEPP FUKUOKA」でライブ(6公演)。問い合わせはキョードー西日本=092(714)0159。
=2008/07/27付 西日本新聞朝刊=