3―6ミリ幅の細い色紙を棒でくるくると巻き、接着剤でつなぎ合わせて出来るのは、動物のような、そうでないような、とぼけた味わいのキャラクター。彼らの名は「ペケペケ」だという。「遠い宇宙の星から来たペケペケたちが、私をすみかにして、せっせと自分たちの体を私に作らせている」と笑う。
巻き紙で作る技法は、ヨーロッパが発祥の「ペーパークイリング」と呼ばれるもの。もともとは花などをかたどる「ちょっとマダムな感じ」の手芸技法だが、彼女が幼いころから描くイラストと結び付き、2006年から独学で作り始めた。半立体的な特徴を生かし、食器の脇にしのばせたり、木の枝にぶら下がらせたり、さまざまに「展示」する。野菜のようなキャラクターが多いのは、実家が農家で、自然の生命力を身近に感じているせいでもある。「ペケペケを見た人が『どこかで本当に漂ってるかも』と感じてくれたら、毎日が楽しくなると思う」
3月14日、東京・有明の東京ビッグサイトである「GEISAI」にも参加予定。「ペケペケが住む家をつくります」。迫さんのアドレス=http://www.ra‐me.jp/
=2010/02/07付 西日本新聞朝刊=