西日本新聞

西の魔女が死んだ

2008年12月10日 18:57
(C)2008「西の魔女が死んだ」製作委員会
(C)2008「西の魔女が死んだ」製作委員会
 中学校へ入学して間もなく学校へ行くのが苦痛になってしまったまいは、ママの提案で「西の魔女」のもとで過ごすことになる。魔女とはママのママ、英国人の祖母のこと。ママとまいだけの呼び名だ。おばあちゃんの家系は魔女の血筋だと聞く。おばあちゃんのいう魔女とは、草木についての知恵や知識を代々受け継ぎ、物事の先を見通す不思議な能力を持つ人。まいは自分も魔女になりたいと願い、魔女になるための修行を始める。

 草原でワイルド・ストロベリーを摘んでジャムをつくり、野菜やハーブを育て、昔ながらの智恵を活かす。それは、まいにとって、まったく新しい生活だった。しかし、ある出来事がきっかけとなり、まいは心にわだかまりを残したまま、おばあちゃんの家を去ることになってしまう。

 あれから2年。中学3年になったまいに、突然の知らせが届く。おばあちゃんの家へ向かう車の中でママから聞かされたおばあちゃんの訃報─。いつも包み込むような、よき理解者であったおばあちゃんとの、あの不本意な別れが最後だったと知り、後悔で押し潰されそうになるまい。しかし、彼女を救ったのは、いつかのおばあちゃんとの“約束”だった。
「おばあちゃん、人は死んだらどうなるの?」
「そうですね。おばあちゃんが信じていることを話しましょう」
まいは死んだ西の魔女から、最後のメッセージをうけとる…。

 第44回小学館文学賞、第28回日本児童文学者協会新人賞、第13回新美南吉文学賞受賞と数々の賞に輝く梨木香歩原作の同名小説を、『八月のクリスマス』の実力派・長崎俊一監督が映画化。主演は、アカデミー賞女優シャーリー・マクレーンの愛娘で日本映画デビューを飾るサチ・パーカーと、半年にも及ぶオーディションで選び抜かれた13歳の期待の新星・高橋真悠。少女はおばあちゃんとの生活のなかで、「強さ」「優しさ」「希望」といった「生きる楽しさ」を再発見していく。(作品資料から)

監督・脚本:長崎俊一
脚本:矢沢由美、長崎俊一
出演:サチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南朋、高橋克実、木村祐一

配給:アスミック・エース
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ソラリアシネマなどで6月21日公開

▽公式サイト
http://nishimajo.com/

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