
映画「信さん・炭坑町のセレナーデ」の1シーン
福岡の炭鉱町を舞台に、親友の母親に寄せる少年の思慕と純愛などを描いた映画「信さん・炭坑町のセレナーデ」(平山秀幸監督)が完成し、5月の福岡先行ロードショーに先駆け、メーンロケ地の田川市と志免町、原作者辻内智貴さんの出身地の飯塚市で、3―4月に特別上映会が開かれる。
映画の舞台は昭和30年代後半―40年代前半の閉山迫る炭鉱町。離婚を機に故郷に戻った母親をめぐり、その息子と親友・信さんの思春期における心の揺らぎを、石炭産業の斜陽化の波にのまれる町と重ねて描いた作品。
母親を女優の小雪さんが演じたロケは2008年秋、炭鉱町の面影を残す田川市、志免町、大牟田市をメーンに行われ、地元住民もエキストラで炭鉱マンや商店主などに扮(ふん)した。このほか古賀、宮若、糸島各市など県内計11市町でロケをした。
特別上映会の日程は3月13日、田川文化センター(田川市平松町)午後1時、同3時半、同6時▽同28日、イイヅカコスモスコモン(飯塚市飯塚)午後3時、同6時▽4月11日、志免町民センター(志免町志免中央1丁目)午前11時、午後2時半、同6時。前売り1500円、当日は一般1800円、高校生1500円、小中学生1000円。
「信さん・炭坑町のセレナーデ」福岡公開実行委員会(ゴールドラッシュ・ピクチャーズ内)=03(5428)6194。
=2010/02/25付 西日本新聞朝刊=