
飯塚市の商店街で撮影に臨む瓜生さん(左)とスタッフ=昨年12月27日
飯塚市出身のCM製作会社社長瓜生秀人さん(51)=東京都在住=が昨年末から、飯塚に暮らす子どもたちや、働く人々の姿を主題にした映画作りを進めている。2008年4月の同市中心商店街火災の後にも被災者や市民を短編映画にまとめた瓜生さん。撮影を通じて子どもたちの躍動感に触れ、「『筑豊の今』があふれる映画になる」と、手応えを感じている。
タイトルは「私のラブソング、09 冬」。
古里・飯塚をテーマに「ラブソング」と銘打つ作品は、前回の短編映画を含めて3作目。古里への郷愁だけではなく、そこに在る街、人、営み…「その真剣さや誠実さ、魅力を映したい」(瓜生さん)。ただ、内容の詳細については「結論や理屈を急がず、作りながら考えているところもある」(同)と話す。

映画の撮影で、体をぶつけ合って元気に下校する小学生の田中拓実君(右)と木村紅葉君=昨年12月27日
子どもたちの撮影は昨年12月23日から7日間行われ、小学校から陸橋を越えて走って下校する姿、遠賀川の河川敷で遊ぶ様子などが収録された。今春までに完成させ、同市吉原町の映画館「飯塚セントラル」で上映予定。
=2010/01/23付 西日本新聞朝刊=