
映画「おくりびと」の脚本を担当し、2008年度の「風の賞」特別賞に輝いた小山薫堂さん(左)。昨年1月、天草市で開かれた授賞式とトークショーに出席した
天草地域の映画の祭典「天草映画祭」の実行委員会メンバーなどが毎年、優れた邦画作品に贈る「風の賞」に、2009年度は北アルプスの劔(つるぎ)岳を舞台にした「劔岳 点の記」が選ばれた。
監督の木村大作さんを招く授賞式とトークショー、上映会を2月20日に本渡第一映劇(天草市栄町)で開く。
「風の賞」は今年で9回目。これまで「ホタル」「千と千尋の神隠し」をはじめ、08年度は同市出身の放送作家・小山薫堂さんが脚本を書き、米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」を選んだ。
「劔岳 点の記」は明治時代、日本地図で最後に残った空白地点を調査して完成させるため、険しさゆえに未踏峰だった劔岳の測量に挑む男たちを描いている。実行委員らは「名誉ではなく、誇りに生きた男たちの姿を描いた秀作」として選んだ。
当日は午後6時半開演。入場料1500円。本渡第一映劇は、2月6日から「木村大作戦」と銘打ち、木村監督の関連作品を特別料金(千円)で上映する。上映スケジュールは同映画館=0969(23)1417。
=2010/01/21付 西日本新聞朝刊=