西日本新聞

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ツシマヤマネコの赤ちゃん生まれる 福岡市動物園

 福岡市動物園は15日、保護繁殖に取り組んでいる国指定天然記念物ツシマヤマネコが子猫1匹を出産したと発表した。同園での誕生は38匹目。

 子猫は、飼育員が12日夜、飼育箱に取り付けているモニターの映像で確認した。性別は判明していない。親猫は、いずれも長崎県・対馬で捕獲され、2006年に入園した推定8歳以上の雄と推定3歳の雌。単独行動が基本で、けんかも多いツシマヤマネコでは珍しい「おしどり夫婦」で、昨年生んだ雌1匹に続き、2度目の出産という。
 
 ツシマヤマネコの保護には、同園や長崎県の佐世保市亜熱帯動植物園など全国6施設が取り組んでいる。繁殖に成功しているのは福岡市動物園だけで、同園で生まれて生存している26匹は、感染症や災害などで全滅しないよう、全国の施設で分散飼育されている。
 
 
=2010/04/16付 西日本新聞朝刊=

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