西日本新聞

動物園情報

珍獣ハダカデバネズミ人気 外見、生態ユニーク 長崎バイオパーク 埼玉から15匹到着

 西海市西彼町の長崎バイオパークで、ユニークなネズミが人気を博している。その名も「ハダカデバネズミ」。名前の由来通り毛がほとんどない“裸”で、2本の前歯が口から飛び出している。群れに階級があるのも特徴的で、日本で見ることができるのは関東の2動物園と同パークだけ。開園30年を記念して埼玉県の動物園から今月、15匹が贈られた。


 同パークによると、ハダカデバネズミは体長約8センチ、体重は30-80グラム。階級によって大きさや体重が異なる。アフリカ原産で乾燥地域に地中に巣を作って暮らしている。寄生虫が付くのを防ぐため毛はなく、土が口に入るのを防ぐため前歯が飛び出ているという。
 
 このネズミは、ハチやアリのように女王や兵隊などの階級があり、女王は兵隊や働きネズミの約1・5倍の大きさ。同パークに来たばかりの15匹にはまだ階級はなく、寄り添って眠るネズミに「どの段階で役割ができるのか楽しみ」と飼育員は見守っている。長崎バイオパーク=0959(27)1090。

【写真説明】珍しい外見と生態で人気を博しているハダカデバネズミ=長崎バイオパーク提供
 
=2010/04/01付 西日本新聞朝刊=

バックナンバー