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目指せ「南の旭山」 鹿児島市の平川動物公園 35年ぶりに全面改修へ

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 九州で唯一、コアラを飼育している鹿児島市の平川動物公園が、35年ぶりに全面改修される。多くの観光客を集める北海道旭川市の旭山動物園を参考に、動物の新しい展示方法を採り入れるとともに、わき出る豊富な温泉を全国の動物園で初めて活用して南国らしさをアピールする。総事業費約40億円をかけ、2009年度から7年計画で工事を進める予定。

 市営の同公園は1972年に開園。現在、11頭いるコアラをはじめ、レッサーパンダやゾウなど約140種約1000点の動物が、約31万4000平方メートルの敷地で飼育されている。


 施設が老朽化したことから、同市は改修を計画。07年度に行った基本設計で新施設の概要が明らかになった。基本設計によると、動物の生息地に近い環境を再現し、「アフリカの草原」や「世界のクマ」など12ゾーンに分割。土地の起伏を利用して動物を多角的に見物できるようにするほか、強化ガラスを使って猛獣類も目の前で見ることができるようにする。


 温泉は、3ゾーンに設置した動物用のプールで活用。温泉熱を利用し、飼育舎の床やライオンなどのゾーンの岩も温める。見物客用には、園内3カ所に足湯を設置。温まりながら、のんびりとサルやゾウなどを見物することができる。


 同市は11年春の九州新幹線全線開業をにらみ、工事期間のうち、10年度までの2年間を前期として園の入り口部分の2ゾーンなどを建設。バリアフリー化も進める。

=2008/04/18付西日本新聞朝刊=

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