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介助犬もっと知って 宮崎市で啓発キャンペーン ユーザー「生活の一部」

 体が不自由な人のために働く「介助犬」について知ってもらおうと、NPO法人「九州補助犬協会」(福岡県糸島市)が1月30日、「介助犬啓発キャンペーンIN宮崎」を宮崎市民文化ホールで開いた。2009年に九州で初めて介助犬ユーザーになった宮崎県都城市の会社員米盛晃さん(35)が介助犬レイクとともに登場。訪れた約70人に介助の様子を紹介した。

 介助犬は手足が不自由な障害者の日常生活をサポートする。例えば落とした物を拾ったりベッドから起き上がるのを助けたりする。同協会は使用者に介助犬を無償で貸与。障害の程度に合わせて使用者ごとにオーダーメードで訓練する。厚生労働省の審査を経て認定を受ければ、介助犬として公共施設や交通機関にも入ることができる。

 現在、九州では宮崎県と福岡県に1頭ずつが働いている。同協会によると「介助犬を使いたい」との相談はあるが、認定試験のために一番近くても兵庫県まで出向く必要があることがネックになっているという。試験は最低3回必要で、障害者にとって体力的にも経済的にも負担が大きい。

 介助犬と暮らし始めて2年以上になる米盛さんは「介助犬は今では生活の一部。上京するとき飛行機が揺れて乗客が騒いでもレイクは静かだった。普及のためには試験官が障害者の所に出向いてもらうのが一番いいがせめて福岡に試験会場があってほしい」と語る。

 同協会の桜井恭子理事長は「介助犬はまだまだ知られていない。利用方法やどんな仕事をするのかなど認知度をもっと高めたい」と話している。

 同協会=092(327)0364。

=2012/02/02付 西日本新聞朝刊=

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