ペットの体調について~ポイント
ふじさき動物病院院長 永倉卓
近年動物医療は飛躍的に進歩し、これまで診断や治療する事が難しかった多くの病気が徐々に解明され、治療できるようになってきました。今日ではほとんどの動物病院で血液検査、レントゲン検査、超音波検査などが受けられるようになり、またMRI、CTといった最先端の検査機器を備えている病院も増えてきました。しかしながら、診断技術が進歩した現在においても命を落とす動物たちは少なくありません。病気の原因がわかっていて治療法があるにもかかわらず助けられない場合もあります。その理由のひとつに、病気の発見が遅れ、かなり進行した状態で来院される事があげられます。動物は自分の不調を言葉で伝える事ができませんので、病気を早期に発見することはとても難しいことです。病気をいち早く発見するためには普段からペットの体調を飼い主がよく観察しておくことが大切です。
「家庭で気を付けて見るべきポイント」
○元気がない
元気な時のように積極的に反応しない
あまり動こうとしない
散歩に連れだしても下を向いてつらそうにする
※一時的なストレスで元気がない等の要因もまれにあります
○食欲の変化
食欲不振
急な食欲旺盛
飲水の回数が非常に多くなった
好きな食べ物を与えても食べない
○体重
体に手を当ててろっ骨が確認出来ない(肥満)
腹部のへこみ具合が著しい(痩せすぎ)
食欲があるのに体重が減っている
○便と尿
血便・血尿
排便・排尿の回数が著しく多い、もしくは少ない
数日続く嘔吐・下痢
尿臭・便臭の変化
○被毛・皮膚
毛づやの異常
脱毛(生え換わり以外で)
体を触っているとしこりを見つけた
○におい
口臭・体臭がひどい、著しい変化
普段から体を触ってあげ、変化に気づける程度のコミュニケーションを心掛けて下さい。
もし、異変に気づいた場合は早めに獣医師に相談してください。自分で判断して様子を見たり治療したりするのはペットの状態をさらに悪化させる可能性があります。
ふじさき動物病院院長 永倉卓
〒814-0013
福岡市早良区藤崎2丁目13-1
TEL:092-205-3908
情報提供:福岡動物病院看護士学院



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