西日本新聞

動物ニュース

2010年11月30日掲載 福岡 / 甲殻類

40センチ巨大モクズガニ 八女市黒木町

 福岡県八女市黒木町笠原の小川内川で、足を広げると約40センチ、重さ約400グラムの巨大なオスのモクズガニが見つかった。背中には不思議な白い模様もあり、捕獲した近くの農業吉田敏弘さん(64)は「30年以上続けているがこの大きさは初めて」と驚いている。

 
 モクズガニは全国の川にすみ、地元では山太郎ガニと呼ばれる。ハサミに細かい毛が密生しているのが特徴で、一般的には足を広げても15~20センチ程度という。
 
 カニが見つかったのは22日午後。川に設けたカニのいけすにえさを入れていたところ、川の中を悠然と動く白い模様を発見。目を凝らすとカニだと分かり、ズボンがぬれるのも構わずに近づき、手づかみで捕まえた。
 
 普通のカニの約2倍という大きさも珍しければ、大小四つある不思議な模様を見るのも初めて。本来白い腹には青い水ごけが生えており、吉田さんは「生まれて7~8年はたっており、川の主に違いない。漁協の友人たちに見せたら川に戻します」と話した。
 
=2010/11/30付 西日本新聞朝刊=