西日本新聞

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2010年08月19日掲載 長崎 / 鳥類

長崎ペンギン水族館 ヒナ誕生、人気呼ぶ 観察・餌やり体験ステージも完成

 うだるような暑さが続く中、長崎市宿町の長崎ペンギン水族館が連日家族連れでにぎわっている。7月には、キングペンギン1羽とジェンツーペンギン2羽のヒナが誕生。園内のふれあいペンギンビーチには、自然の海で泳ぐペンギンを間近で見られる「観察・餌やり体験ステージ」も完成し、人気を集めている。

 
 キングペンギンは2年ぶり、ジェンツーペンギンは6年連続のふ化成功。どちらも南極付近が原産で、ヒナのうちは「綿羽(めんう)」と呼ばれる体毛に覆われているため、泳ぐことができない。ヒナをおなかの下で守り、一度消化したアジを口移しで与えるなど、夫婦が協力して子育てをする。
 
 3羽とも生まれたときは手のひらサイズだったが、現在体長30―35センチ程度にまで成長。来場者はガラス越しに、巣での餌やりの様子やヒナが甘える風景などを見ることができる。ジェンツーペンギンは9月中旬ごろには体毛が生え替わり、泳げるようになるという。
 
 「観察・餌やり体験ステージ」は広さ約18平方メートル。観覧用ベンチなどと合わせ約1千万円をかけて整備した。海にせり出す形で設置されているため、フンボルトペンギンが泳ぐ姿を上から見ることができる。飼育員の藤原弘子さん(27)は「浜辺のヨチヨチ歩きもかわいいが、海中でダイナミックに泳ぐ野生の姿もぜひ見てほしい」と話す。
 
 ふれあいペンギンビーチには、夏休み期間中は毎日ペンギンが登場。午前と午後に1回ずつ、先着各10組が参加費100円で餌やりを体験できる。28日には、地元の花火大会に合わせて午後9時まで開館時間を延長し、発光魚などを特別展示する「サマーナイト水族館」も実施する。
 
 同水族館=095(838)3131。
 
=2010/08/19付 西日本新聞朝刊=