西日本新聞

動物ニュース

2010年01月28日掲載 鹿児島 / 鳥類

気早なツル 43羽北帰行 出水平野

 鹿児島県出水市の出水平野で越冬していたツルが繁殖地のシベリア方面へ帰る北帰行が27日、始まった。昨年より10日早く、同県ツル保護会が調査を始めた1964年度以降で最も早い。3月末までにほとんどが平野を後にする。

 
 鹿児島地方気象台によると、平野周辺の気温は3月下旬並みの16度前後に高まり、ツルも陽気に誘われたようだ。これまでの最も早い北帰行の始まりは2004年1月28日だった。
 
 保護会によると、北帰行は午前11時前、マナヅル2羽を先頭に始まり、正午ごろまで続々と200羽以上が北西の空へ飛び立った。しかし一部は引き返し、結局、43羽の北帰行を確認した。
 
 出水平野では今季、12月調査で1万1637羽のツルを確認。13季連続で1万羽を突破した。
 
=2010/01/28付 西日本新聞朝刊=