西日本新聞

動物ニュース

2010年01月08日掲載 鹿児島 / 哺乳類

「コアラ飼育数日本一」の座失う ミッキー大往生 鹿児島市の平川動物公園

 鹿児島市平川町の平川動物公園の雄コアラ「ミッキー」(12歳7カ月)が6日、死んだ。園内最高齢のコアラで老衰が原因とみられる。人間の年齢に例えれば「90歳」を越えていた。これで同公園のコアラは雌ばかりの8匹となり「コアラの飼育数日本一」の座も9匹で並んでいた東山動植物園(名古屋市)に明け渡した。

 
 ミッキーは昨年6月から体重が減り始め、飼育員がペースト状にしたユーカリやコアラ用のミルクなどを与えてきたが、昨年末から食欲が減退。年明けから、ほとんど餌を口にしなくなっていたという。
 
 平川動物公園は1984年にコアラの飼育を始め、90年ごろから飼育数全国1位だった。97年度末には27匹ものコアラを飼育。しかし、これまでに園内で53匹が誕生した一方、白血病などで48匹が死に、飼育の難しさが課題になっている。
 
 雄が皆無になったのは初めてで、同園は繁殖目的で3月ごろ、園内の雌コアラと東山動植物園の2歳の雄コアラを交換する予定。
 
=2010/01/08付 西日本新聞朝刊=