2009年11月30日掲載 [福岡 / 鳥類]
クロツラヘラサギ受難 福岡市東区 釣り針刺さり衰弱
福岡市東区の多々良川河口で27日、両脚に刺さった釣り針を懸命に外そうとする1羽のクロツラヘラサギの痛々しい姿が見られた。クロツラヘラサギは環境省指定の絶滅危惧(きぐ)種で、博多湾などに冬、飛来してくる。
環境保護団体「ふくおか湿地保全研究会」の服部卓朗代表によると、複数の釣り針がある仕掛けが両脚に刺さり、歩行が困難なために餌が捕れずに衰弱。座り込む姿もみられた。同会が同日、保護を試みたが飛び立ってしまった。
福岡県内では過去3年間で、脚に釣り糸が絡まったことなどが原因で4羽のクロツラヘラサギが死んでいる。服部代表は「貴重な野鳥が生息していることを知ってほしい」と訴えている。
=2009/11/28付 西日本新聞朝刊=


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